2024.01.26
科学館からのお知らせ
札幌市青少年科学館リニューアルレポートvol.3
3回目のリニューアルレポートでは、先日行われた新しい展示物の確認作業と展示室の様子をお伝えします。
展示物の確認作業の様子

展示物を製作している業者の方から説明を受け、関係者が実際に体験しながら改善点を話し合っています。

「このカーリング体験では…」と、試しに操作しながら体験方法を見せていただきました。

関係者が寝そべっているのは、スケルトン体験。4人同時にタイムを競うことができるため、少しムキになりながら操作した感じを確認していました。

展示物を操作するお客様の視点からの確認と、メンテナンスをするスタッフの視点からの確認と両方行います。

新しく登場する除雪機(歩道用)の細かい展示方法を話し合っています。

解説パネルの位置はどこがよいか、いろいろな角度から確認して決定しました。

大きな口のアーチが登場。舌の上にあるセンサーが色を感知すると、「あま~い」や「すっぱ~い」という声が聞こえてきます。

体の動きに合わせて、映像の中で骨や血管の模型が動きます。
「あれ?センサーがうまく反応しないよ」
「手の角度が違うんじゃない?」
「でも初めてやる人はわかりにくいよ」
「だったら、こんな表現の説明を入れよう!」
など、いろいろな意見が出ました。
このような確認と調整を繰り返し、多くのお客様に楽しんでいただける展示物に仕上げていきます。
令和5年12月末時点での展示室の様子

2階 雪・氷エリア

2階 環境・気象エリア

3階 サッポロ・バックステージ

3階 サイエンスパーク~ボディーアドベンチャー

1階エントランスで佇むこのコは、おなじみ『ウィンキー2』

ビニール越しに、リニューアルの様子をそっと見守ってくれています。
今後のレポートの予定
- Vol.4:2階の見どころ展示物
- Vol.5:3階の見どころ展示物
- Vol.6:再開館前の準備風景&展示室内紹介動画
どうぞお楽しみに!