札幌市青少年科学館

Star今月の星空紹介

2026.09.01

今月の星空紹介

札幌 2026年9~11月の星空

秋の空_2026.png
星の明るさ2.jpeg

 2026年の秋は土星が見ごろです。10月には地球から見て太陽と反対方向に位置し、一晩中楽しむことができます。土星からやや視線を上げたところでは、4つの星でできた四角を探してみましょう。これが「秋の四辺形」で、ペガスス座の胴体を表しています。1等星に比べると見つけにくい2~3等の星たちですが、形の整った四角は意外とよく目につきます。日々、暗くなるのが早まっていくこの季節。星空と出会える時間が増えるのはうれしいですね。

【星図のように見える時刻】

9月15日 ・・・23時ごろ

10月15日 ・・・21時ごろ

11月15日 ・・・19時ごろ

※惑星の位置は変化するため、10/15の位置を示しています。

【月のかたち】

満月・・・9月27日、10月26日、11月24日
下弦・・・9月4日、10月3日、11月2日
新月・・・9月11日、10月11日、11月9日
上弦・・・9月19日、10月19日、11月17日

星座のおはなし

【うお座のおはなし】

 お誕生日星座としてもよく知られているうお座。2匹の魚が尾にリボンを巻いて泳いでいく姿で描かれています。この二匹の魚は美の女神アフロディーテとその子エロスが、怪物テュフォンに襲われた際、魚に変身して逃げる姿とされています。リボンはアフロディーテがエロスに巻き、自分の尾と繋いではぐれないように結んだものです。うお座には春分点があり、春分の時期にちょうど、うお座と太陽が重なる位置になります。

 

【みつけかた】

 まずは秋の四辺形を探しましょう。2026年は土星も近くに見えるので、土星と秋の四辺形の間を探すと、うお座を見つけやすいです。秋の四辺形に沿うように線を伸ばしてV字型を作るとうお座になります。

9月…21時ごろ 南東の空

10月…21時ごろ 南の空

11月…21時ごろ 南西の空

うお座_2026.jpg

旬の話題

【中秋の名月】

 2026年の「中秋の名月」は9月25日です。中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜に見える月のことをいいます。この時期は空気が澄み、月を美しく眺められる季節です。昔から、秋の実りに感謝して月見団子や里芋、すすきをお供えし、お月見を楽しむ風習が受け継がれてきました。今年は満月が9月27日のため、中秋の名月と満月は2日ずれています。

廣鰭@札幌市天文台D73_3906_20h10m.jpg

【日本の探査機「みお」水星へ!】

 2018年10月に最も太陽に近い惑星である水星に向けて地球を飛び立った2台の探査機、ESA(欧州宇宙機関)の“Bepi Colombo”(ベピコロンボ)とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の“みお”が今年の11月に水星の軌道に入る予定です。水星に着くまでに9回のスイングバイ(惑星の重力を利用して速度と方向を調整する)を行い、軌道投入後はそれぞれの探査を開始します。火星や金星に比べてもまだまだ未知の部分が多い水星だけに楽しみですね。

水星を周回する探査機のイメージイラスト.jpg

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