札幌市青少年科学館

Star今月の星空紹介

2026.03.01

今月の星空紹介

2026年3~4月の星空

2026年3・4月の空.png
星の明るさ.jpeg

 空の高いところに柄杓(ひしゃく)の形の星並び、「北斗七星」が見つかります。柄杓の持ち手のカーブを伸ばしていくとアークトゥルス、スピカをたどることができます。さらに伸ばすと見つかる四角形の星並びは、からす座の目印です。西の空では木星と、ふたご座のカストル、ポルックスが小さな三角形を作っています。3月10日ごろから木星がかに座の方向に少しずつ動いていきます。この三角形の形の変化を観察してみましょう。

【星図のように見える時刻】

3月1日 ・・・23時ごろ
4月1日 ・・・21時ごろ

※惑星の位置は変化するため、4/1の位置を示しています。

【月のかたち】

満月・・・3月3日、4月2日
下弦・・・3月11日、4月10日
新月・・・3月19日、4月17日
上弦・・・3月26日、4月24日

星座のおはなし

【うみへび座のおはなし】

 うみへび座はメソポタミア時代からある古い星座です。ギリシャ神話の頭がたくさんある怪物「ヒドラ」がモデルで、ヘラクレスの12の冒険の中でお化けガニのカルキノスとともにヘラクレスに敗れ、女神ヘラによって星座にされたと伝えられています。88星座の中で1番長くて大きな星座で、頭が昇ってから尻尾が完全に昇るまで7時間程かかります。

【みつけかた】

 かに座の下側に星が集まった頭の部分があり、すぐ左側にアルファルドという2等星の赤い星があります。そこからてんびん座辺りまで東側に胴体が伸びています。

3月・・・21時ごろ 南東の空

4月・・・21時ごろ 南の空

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旬の話題

【未来へつながる月探査 アルテミス2】

 アルテミス2は、アメリカ主導のアルテミス計画における最初の有人ミッションです。今年、4人の宇宙飛行士がSLSロケットと新型宇宙船「オリオン」に乗り、月の周回飛行を行う予定です。1972年のアポロ17号以来、約半世紀ぶりとなる有人月飛行で、成功すれば持続的な月面探査や将来の火星探査に向けた重要な一歩となります。今後の宇宙開発への期待が高まりますね。

©NASA SLSロケットとオリオン宇宙船がライトに照らされている様子
©NASA SLSロケットとオリオン宇宙船がライトに照らされている様子

【皆既月食】

 3月3日20時頃、南東の空では皆既月食が見られます。月食は、太陽と地球、そして月がほぼ一直線に並んだとき、月が地球の影に入ることで起こる現象です。

 皆既食となった月は、赤銅色(しゃくどういろ)という赤黒い色に見えます。

 次回に日本で見られるのは2029年。この機会にぜひ、夜の空を観察してみてくださいね。

プレゼンテーション10.jpg

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