解説員のメンバーが科学館の楽しみ方をそれぞれの目線で紹介する「解説員のおすすめ」。
今回の記事は解説員のくりが担当します。
わたしは少しわかりにくい展示物の遊び方をみなさまにお伝えします。
題して、\ 展示物のミカタ!!/
今回は当館 3 階の 交通・力学コーナーにある展示物「札幌の地下鉄」を紹介します。
展示している地下鉄の車両は、2008年8月まで地下鉄東西線を走行していた6000系の実物車両です。
実際に運転席に座り、地下鉄のタイヤを動かすことができますよ。
それでは、運転の仕方を紹介していきます。
まずは席に座り、運転席から見える景色を楽しみましょう。
景色を堪能したら、手元にある3つのレバーを操作していきます!
①最初にタイヤの回転レバーを「前」または「後」に入れます。
前に進みたいなら「前」、後ろに下がりたいなら「後」です。
②次に運転レバーを「運転」の位置まで動かします。
少し重いので、頑張ってください。
③最後に、スピードレバーを動かしましょう!すると、タイヤが動き出します!
車体は動きませんが、目を閉じれば、地下を走る光景が浮かんできますよ。
体験した後は、運転レバーを「0」にして、スピードレバーは「非常」に、タイヤの回転レバーは「切」に戻して次の方に交代しましょう。
運転席の近くには、他にも面白い仕掛けがあるので、探してみてくださいね。
ボタンを押すとベルが鳴ったり、たくさんあるスイッチのどれかで、表示が点灯したりもしますよ。
ぜひ、運転手気分を味わってくださいね!
(令和4年3月23日)