解説員のメンバーが科学館の楽しみ方をそれぞれの目線で紹介する「解説員のおすすめ」。
今回の記事は解説員のくりが担当します。
わたしは少しわかりにくい展示物の遊び方をみなさまにお伝えします。
題して、\ 展示物のミカタ!!/
今回は当館2階の音・光・鏡コーナーにある展示物「音がえがく砂もよう」をご紹介します。
スイッチを押すと音が鳴り出すこの展示物、どのように遊ぶかご存じですか?
まずは、ステージに砂を乗せましょう!
中心に砂を乗せることが多いですが、写真のようにお好みで散らばせて乗せると現象がよりわかりやすくなります。
これは科学館によく来てくれているお客様(小学生)に教えてもらいました。
うずまき型に乗せたり、キャラクターを描いてみたりしても面白いですね。
センスが問われます…!(ここがメインではありません)
音が鳴り、その振動で砂が動き始めます。
右のダイヤルをぐるぐると回すと周波数が変わることで、音の高さが変わります。
砂と対話しながらダイヤルをゆっくり回すことが大事です。
そうすると、あるポイントで砂が小刻みに暴れ出します。
写真ではとても分かりにくいですが、暴れています。
そのポイントにダイヤルを合わせて観察していると、砂が少しずつ動いて、もようを作り始めます。
もようができるまではじっと我慢です。
振動でダイヤルが少しづつずれていくので、元のポイントに合わせつつじっと我慢していると…
こんなもようができました!
音の振動によって、できたもようをはっきりと見ることができます。
砂が荒ぶるポイントはいくつかあり、ポイントによってできるもようも変わるので、いろいろ試してみてください。
ほかにも遊び方がよくわからない展示物がありましたら、ぜひ近くにいるスタッフに聞いてみてください!
では、また次回お会いしましょう
(令和3年10月21日)