スタッフの力作!トリックアートの魅力
目の錯覚「錯視」を体験できるパネルや映像などを展示する夏の特別展2020「えっ!どうして?不思議な錯覚の世界」の開催まで、あとわずか。
一足早く皆さんに「錯視」を体験してもらおうと、展示室のあちらこちらに不思議なトリックアート作品が登場しています。
実際には紙に書かれた平面の絵を、カメラ越しに見ると立体的に見えたり、浮かんで見えたりする絵「トリックアート」
展示している作品は、職員が一つ一つ手書きで制作した力作ぞろい。
どんな作品なのか、ほんの少しお見せしましょう。
トリックアートは皆さんがお絵かきするように、まずは紙に描きます。
鉛筆やカラーペンなどを使って描いていますよ。
でも、完成した絵を見てみると…ちょっと変?
サイエンジャーと一緒に描かれているのは、いったい何でしょうか。
鍵のようにも見えますが折れ曲がっています。
なんだか変な絵ですが、これはスタッフの絵が下手なのでしょうか。
でも、カメラ越しに見てみると…
折れ曲がった鍵がまっすぐに見えますね。
同じものを見ているのに自分の目(肉眼)で見たものと、カメラ越しに見たもので、見え方に違いがでる「錯視」です。
スタッフは、カメラの角度や見え方を計算してあえてゆがませて描いていたのです。
トリックアート作品はカメラで撮影する角度によって見え方は変わるので、いろいろ試してみましょう。
8月8日からの特別展では、トリックアート作品の他、映像やパネル、立体作品など23点を展示します。
夏休みは科学館で不思議な体験をして遊びませんか。
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(令和2年7月11日)