札幌大谷大学の皆さんによる、科学館をもっと楽しくするためのアイディアの発表会を行いました。
札幌大谷大学の「情報デザイン」の授業では、実際に市内の施設を見学し、様々な情報をもとに整理した課題に対してデザインで解決案を考えることをしています。
指導する髙橋先生によると、実際に自分たちの体を使って体験したことや、施設や展示品だけではなく館内で遊んでいる子どもたちと保護者の様子を観察して感じたことをもとに、人と対象との関わりを総合的に考えることがこの授業のポイントとのこと。
「子どもも大人も楽しめる科学館」をテーマに、5つのアイディアが発表されました。
上杉さんは、展示室の2階が無機質で冷たい印象があるのは壁や床の色にあるのではないかと考え、暖色系に塗り替えるアイディアを発表しました。
小林さんと菅原さんは、子どもたちに人気の体験型展示物をもっと面白くするためのアイディアを発表しました。
胆振東部地震の経験をもとに災害について学ぶコーナーを提案したのは近江さん。
松尾さんは、天文・地球科学コーナーを、もっと印象的に見せるための工夫について発表しました。
楽しいアイディアがいっぱいのプレゼンに、職員もたくさんの刺激をうけました。
科学館をもっと楽しく!職員も頑張りたいと思います。
(2020年1月21日)