札幌市青少年科学館がいつオープンしたのかご存知でしょうか。
昭和55年(1981年)の10月に開館し、今年で36年目となります。
普段科学館にきたことのない人たちにも、科学館のことを知ってもらおうと毎年開催しているのが、「開館記念感謝デー」です。
この日は、展示室もプラネタリウムも無料解放し、さまざまなイベントで楽しんでいただきました。
【札幌ジュニアジャズスクールコンサート】
札幌ジュニアジャズスクールの小学生が演奏をしてくれました。
曲の合間には楽器に関するクイズも織り混ぜながら、元気な演奏で館内をにぎやかに盛り上げてくれました。
【ジオフェスティバル】
道内で地学に関する研究をしている大学や企業などが一同に集まって体験ブースをひらくイベントです。
今年は22ブースが出展し、おおいに盛り上がりました。
【ナンキョクオキアミの発光実験】
科学館のとなりにサンピアザ水族館があるのをご存知でしょうか。
科学館と水族館は実は 開館年がほぼ一緒なんです。(ちなみに水族館は開館35年目)
この日のために水族館の飼育員の福田さんが駆けつけて、プチサイエンス体験とトークのイベントをしてくれました。
【デジタル宇宙シアター】
天文シミュレーションソフト「Mitaka」を使った星の解説をしました。
ゲームさながらにコントローラーを操作し、自由自在に宇宙を眺めることができる「Mitaka」の映像は、まるで自分が太陽系を飛び出して宇宙全体を見渡すような不思議な体験です。
ロビーの一角に設置したモニターには、デジタル宇宙シアターの他にも科学館秘蔵映像として開館からの歴史を写真でたどる映像や、アイドルグループフルーティーが館内で撮影したミュージックビデオを上映。
【36歳の誕生日おめでとう 展示物人気投票】
開館当時から今も活躍している展示物の人気投票を開催。
ロビーにある「フーコーのふりこ」などの人気展示物が並ぶ豪華ラインナップに、投票する側も「こんなに前からあったんだ」「そういえば子どものころからあったな」と懐かしさもひとしおでした。
投票結果はこちらのページ。
今回のイベントを撮影してくれたのは、カメラボランティア「ハピネス」と「YOU快(ゆかい)」のお二人です。
札幌市生涯学習センターで行っているカメラボランティア養成講座を修了生のサークルで、
趣味のカメラを生かして札幌市生涯学習センターのイベントや地域行事の撮影を行っています。
科学館の感謝デーに駆けつけて素敵な写真を撮影してくれました。
これからも札幌市青少年科学館をどうぞよろしくお願いいたします。
(平成29年10月7日開催)