札幌 2022年12~2023年2月の星空

2022年12~2月の星図

 

星の明るさ 明るい星がたくさん昇り、星探しが楽しい季節です。最も明るいのは西の空で輝く木星です。南の空の高いところには赤い色が目立つ火星も見えています。

 季節の星では、砂時計のような星並びが特徴のオリオン座が見つけやすいでしょう。オリオンの肩の星ベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと「冬の大三角」です。さらに周りの明るい星たちを結ぶと「冬のダイヤモンド」も見つけられます。

 

【星図のように見える時刻】

12月15日・・・23時ごろ

1月15日・・・21時ごろ

2月15日・・・19時ごろ

※ 惑星の位置は変化するため、1月15日の位置を示しています。

 

【月のかたち】

満月・・・12月8日、1月7日、2月6日

下弦・・・12月16日、1月15日、2月14日

新月・・・12月23日、1月22日、2月20日

上弦・・・12月30日、1月29日、2月27日

 

星を見よう!

【火星】火星の写真

 真っ赤に輝く「火星」。ちょうど見ごろを迎えています。2022年12月上旬が最も明るく-2等級ほどになります。火星は地球に約2年2か月ごとに近づきます。近いときと遠いときでは明るさが大きく変わるので、この機会に見てみましょう。

 火星のような惑星は毎年同じ時期に見られるわけではなく、星座の星の中を動いていくように見えます。おうし座のアルデバランのそばを移動していく様子も観察してみてください。

 

 

 

星座のおはなし

【おうし座】2022年おうし座と火星の位置

 描かれている牡牛は、ギリシャ神話では大神ゼウスが変身した姿とされています。

 美しい王女エウロペに恋をしたゼウスは、真っ白な牡牛に姿を変えて彼女に近づきました。そしてエウロペが牡牛にまたがると、そのまま海を渡って連れ去ってしまったのです。エウロペが渡った先の大陸は、彼女の名前からヨーロッパ(Europe)と呼ばれるようになりました。

 また、牡牛の肩のあたりで輝くプレアデス星団は、月の女神アルテミスに仕えるプレアデス7人姉妹ともいわれます。プレアデス星団は日本では古くから「すばる」と呼ばれて親しまれています。

 

【みつけかた】

 見つけやすいオリオン座を頼りに探すと良いでしょう。オリオン座の西側を見ていくと、おうし座の目の位置で輝くオレンジ色のアルデバランが見つかります。周りの星を結ぶとVのような星並びを辿ることができます。ここが牡牛の顔の部分で、そこから2本の大きな角の星並びも見つけることができます。この冬の間は明るい火星が近くに見えているので、目印になってくれそうですね。

 

 12月・・・南東の空 20時ごろ

 1月・・・南の空 20時ごろ

 2月・・・南西の空 20時ごろ

 

 

旬の話題

【流星群の季節】2022年ふたご座流星群の見え方

 冬には2つの活発な流星群が楽しめます。3大流星群として数えられる、ふたご座流星群と、しぶんぎ座流星群です。流れ星に出会うチャンスですよ! 極大日(ピークの日)だけではなく前後1,2日もチャンスがあります。お天気の良い日に見てみましょう。

 

 極大日(ピークの日)

 ふたご座流星群・・・12月14日

 しぶんぎ座流星群・・・1月4日

 

 流星群では、ある1点(放射点)から流れ星が飛び出すように見えます。放射点がある場所から、○○座流星群と呼ばれます。ちなみに、「しぶんぎ座」は、今のりゅう座・うしかい座のあたりに昔あった星座で、今はもうありません。しぶんぎ(四分儀)というのは、天体観測に浸かっていた道具の名前です。

 流れ星は放射点の近くだけでなく空全体に流れるので、「空を広く見渡すこと」をおすすめします。そして「暗さに目を慣らすこと」も大切です。どちらも明るい月がある日なのであまり条件は良くありませんが、月のない方角を主に見てみると良いでしょう。寒い季節なのでしっかりと防寒して観望してみてくださいね。

 

 

 

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