この時季は明るい星が多く輝くにぎやかな季節です。冬の空では、砂時計やリボンの形に例えられる、オリオン座の特徴的な星並びが目立ちます。
オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと「冬の大三角」。春や夏にも大三角はありますが、冬は空気も澄んで特に見つけやすいでしょう。また、この季節の6つの明るい星をつなげた六角形は「冬のダイヤモンド」とも呼ばれています。
「皆既月食」
1月31日の夜には皆既月食が起こります。昨年8月に起こった部分月食とは違い、月がすっぽりと地球の影に入り、赤銅色に染まる様子が見られます。皆既月食になり月が赤くなるのは22時~23時頃、その前後1時間程度は部分月食の欠けた月を見ることができます。 |
星座のお話
1月・・・21時ごろ 南の空
2月・・・21時ごろ 南西の空
「今年は戌年」
明けましておめでとうございます。今年2018年の干支は戌(いぬ)です。犬の星座といえば、おおいぬ座とこいぬ座があります。どちらもちょうど見頃の星座です。戌年の訪れを喜んでいるかもしれませんね。 ちなみに昨年は酉(とり)年。鳥の星座は全部で9つもあります。来年は亥(いのしし)ですが、いのししの星座はありません。ぜひ自分で星をつないで作ってみてください。 |
「星空散歩」ダウンロード
「星空散歩」のダウンロードページはこちら