11/1 午後11時ごろ
12/1 午後9時ごろ
1年の中でもっとも星空がきれいに見える時季となりました。澄みきった南の空を見上げると、たくさんの明るい星と冬の星座たちを見つけることができます。
まず、南の空の中ほどにあるリボンのような形をしたオリオン座を見つけてみましょう。ななめ1列に並んだ「三ツ星」を真ん中に置き、左上に赤く輝くベテルギウスと右下の青白いリゲルの2つの1等星が目じるしです。つぎに、オリオン座の東側で明るく輝く2つの星を見つけます。高い位置で輝くのはこいぬ座のプロキオン、低い位置で輝くのはおおいぬ座のシリウスで、ともに1等星です。オリオン座のベテルギウスと、この2つの星を結んで出来る大きな三角形が、「冬の大三角」です。
そして、冬の星空には「冬の大六角」(別名:冬のダイヤモンド)と呼ばれる6つの1等星が作る美しい六角形の星並びもあります。上の星図を見ながら探してみましょう。
月と惑星のあんない
今の時季は、夜中から明け方にかけて、木星、火星、金星、土星と、4つの惑星を見ることができます。ただ、金星は1月の終わり頃から徐々に見つけにくくなっていきますので、早めに見ておきましょう。
月と惑星が寄り添うのは1月・2月ともに下旬から上旬頃。月は欠けながら、惑星の傍を順番にめぐっていきます。
3月9日~部分日食~
2016年3月9日(水)、日本では4年ぶりとなる日食が起こります。札幌では欠け方が小さい(最大食分13%)部分日食ですが、日本では南の地域ほど欠け方が大きく、インドネシア等では皆既日食となります。
食の開始 |
10:38 |
食の最大 |
11:18 |
食の終わり |
11:57 |
札幌市青少年科学館、札幌市天文台では、この部分日食の観望会を行います。太陽観測用のメガネや専用望遠鏡を使って、安全に観測しましょう。
部分日食観望会
■場所 札幌市青少年科学館、札幌市天文台
■時間 10:30~12:00
■料金 無料
※天候により中止の場合がございます。あらかじめご了承ください。