新生代にはどんな生物がいたの?

今から約6千5百万年前、それまで栄えていたアンモナイトや恐竜などが突然絶滅しました。大陸・海洋の分布が大幅に変わったこと、巨大いん石が落ちたことなどによる気候の変化が原因と言われています。

 

恐竜や大型の爬虫類たちが絶滅した後、今度は私たちヒトを含む哺乳類が現在まで繁栄してきました。今のこの時代を新生代といいます。

 

中生代の初めに登場した最初の哺乳類は、小型で夜行性のネズミのような動物で、恐竜におぴえながらほそぽそと生きていたようです。

 

しかし恐竜たちの絶滅の後、今度は私たち哺乳類に繁栄のチャンスが巡ってきたのです。

 

このように生物は、環境の変化によってある種が絶滅すると、別の種がその空いたポジションを埋めて、さまざまに進化・繁栄するという歴史を繰り返してきました。

 

【進化のカレンダー】

 

地球の誕生から現在までを1年に置きかえてみましょう。

 

1月

1/1 地球の誕生

 

2月

2/15 海の誕生

 

3月

3/20 生命の誕生

 

4月

4/21 バクテリア登場

 

5月

6月

7月

8月

9月

10月

 

11月

11/18 生命の大進化

 

12月

12/13 最初の恐竜出現

12/26 恐竜の絶滅

12/31 17時 人類の登場

 

 

地球誕生の46億年に比べると、生物が大きく進化した古生代から現在の新生代までは、たった2ケ月にもなりません。

 



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