電磁石って何?

みなさんは電磁石という言葉を聞いたことがあるでしょう。これは電気で働く磁石なのです。電気を通した時だけ磁石の性質を示すのです。

 

電磁石は、丸い筒にエナメル線などを巻き付け、中に鉄の芯を入れて作ります。

この電磁石も磁石のなかまで、N極もS極もあります。また、端の方が磁力が強いのも、永久磁石と同じです。永久磁石と違うのは、電気を通した時だけ磁石になるということです。

 

この性質を利用して、スイッチを入れると磁石になって物を引きつけ、スイッチを切るとついたものがとれるという道具が作られています。砂鉄でも電磁石を使ってとると、磁石からはなす苦労がなくなりますね。

 

電磁石を利用して、何トンもの鉄くずを持ち上げる機械があります。強い電磁石をつくるには、どうすればよいのでしょうか。

コイルの巻数を増やしたり、できるだけ大きな電流が流れるようにしたりすると、とても重い鉄でも引きつける強い電磁石を作ることができるのです。

 

以前は、ブザーやベルに利用されていましたが、現在は、電子的(デジタル)に音を鳴らすものが多くなっています。

 

 



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