空気中の二酸化炭素などは、太陽で暖められた地球の熱を宇宙ににがさないはたらきをしています。そのおかげで地球は適当な温度に保たれています。
しかし、産業革命以降、人間が石炭や石油などを大量に使いだしてから、空気中の二酸化炭素の量が急に増えてきました。二酸化炭素の量が増えすぎると地球はだんだん暖かくなっていきます。
このことを「地球温暖化」と言い、このままでは地球全体の気温は4℃近く上昇するのではないかと言われています。
地球がの気温が上昇すると、南極やグリーンランドを覆う氷がとけて海に流れ出したり、海水そのものの体積が熱でふくらむことによって小さな島や低い土地が海に沈んでしまったり、気候が変わって農作物が採れなくなったりすると言われています。このため、なるべく二酸化炭素を出さないようにする様々な取り組みが国際的に行われています。