札幌 2014年9・10月の星空

札幌2014年9・10月の星空

 

図のように見える時刻

9月1日/午後11時ころ

10月1日/午後9時ころ

 

 暑かった夏も一段落し、すごしやすい季節となってきました。日を追うごとに夜が長くなるこの時季の星空は、夏の大三角が西の空へと移動し、南の空には明るい星があまり見られず、少しさびしく感じられます。

 この季節の目印は、南の空高い場所に見られる四角形で、「秋の四辺形」と呼ばれます。これはペガスス座の中の星並びで、周辺には、アンドロメダ座ペルセウス座カシオペヤ座ケフェウス座くじら座など、ギリシャ神話でつながる星座たちが位置しています。頭の中で物語を描いて星座をたどると、古代ギリシャの人々の思いに触れることができるかもしれません。

 北東の空低いところには、冬の星座の星であるカペラが明るく輝きます。

 また、10月中旬から11月上旬は「オリオン座流星群」が見られる時季でもあります。最もたくさんの流れ星が見られる「極大日」は10月22日(水)です。今年は新月に近いため、好天に恵まれれば、流れ星を見るには絶好の機会になるでしょう。

 

 

月と惑星のあんない

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 今年の9・10月に観望好機となる惑星としては天王星があります。(明け方東の空では木星を見つけることができます。水星金星火星土星のは太陽に近く観測には適していません。)遠い惑星である天王星は暗く小さいため、望遠鏡等の扱いに慣れた方と一緒に観測すると良いですね。

 

 

10月8日(水)は皆既月食

 今年最注目の天文現象、皆既月食。日本では3年ぶりに良い条件となり、皆既のはじめから終わりまで見られます。

月食地球の影に満月が隠されることで起こりますが、一部だけ隠されるのを「部分月食」、満月がすっぽりと全て影に隠されるのを「皆既月食」といいます。地球の大気の影響で皆既中の月が赤く染まるのも見どころ。

この月食を見るために特別な道具は必要なく、肉眼で欠けていく様子や 赤い月を楽しむことができます。

 

 9月はプラネタリウムでも月食について詳しく解説します。

 さらに、科学館と札幌市天文台の2会場では、皆既月食観望会を行う予定です。

 ぜひお越しください。

 

皆既月食 2014年10月8日

ステラナビゲータVer.9より作成

 

 

 

 



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