主な天文現象2015年

※ 2015年は日食が2回ありますが、いずれも日本では見られません。

※ 月食も2回あり、その内4月4日の皆既食は始めから終わりまで見られます。

 

新月

*1
上弦

満月

下弦

日付 天文現象
1月 20日 27日 5日 13日 1日(木) 元日
4日() 未明に四分儀座(現りゅう座イオタ)流星群が活動極大(極短時間)。
4日() 15:36 地球が近日点を通過(0.983AU)*f
11() 水星と金星が接近0.6°=やぎ座、夕方南西低空
12日(月) 成人の日
15日(木) 水星が東方最大離角18°54(-0.5等級)′*c
25日() 天王星食21:42–22:25、ただし高度7.5°→0.2°
30日(金) 小惑星ジュノが衝(8.1等級)=うみへび座
30日(金) 水星が内合*b
2月 19日 26日 4日 12日 6日(金) 15:26 月が最遠(距離1.057)
7日() 木星が衝(-2.7等級)*a=かに座
11日(水) 建国記念の日
11日(水) 水星が留
21日() 月が火星と金星に接近=うお座、夕方南西
22日() 火星と金星が接近0.4°=うお座
25日(水) 水星が西方最大離角-26°45(+0.1等級)′*a
26日(木) 海王星が合*a
28日() 水星が留
3月 20日 27日 6日 14日 5日(木) 16:33月が最遠(1.057)
5(木)/6日(金) 今年最小の満月(距離1.057)*f
15日() 土星が留
21日(土) 春分 (20・20・21・21日パターンの第4年)*d
4月 19日 26日 4日 12日 4日() 皆既月食[20時54.2分–21時06.4分]*4、南東
6日(月) 天王星が合
9日(木) 木星が留
10日(金) 水星が外合
29日(水) 昭和の日
5月 18日 26日 4日 11日 3日(日) 憲法記念日
4日(月) みどりの日
5日(火) こどもの日。翌6日()は振替休日
7日(木) 水星が東方最大離角21°11′(+0.5等級)
19日(火) 水星が留
23日() 土星が衝(0.0等級)=てんびん座
31日() 水星が内合
6月 16日 24日 3日 10日 7日() 金星が東方最大離角45°24′(-4.3等級)
12日(金) 水星が留
12日(金) 小惑星パラスが衝(9.4等級)=ヘルクレス座
13日() 海王星が留
15日(月) 火星が合
22日(月) 夏至 (21・21・21・22日パターンの第4年)
25日(木) 水星が西方最大離角-22°29′(+0.5等級)
7月 16日

31日
24日 2日 9日 1日(水) 金星と木星が接近0.3°=しし座
7日(火) 4:40 地球が遠日点通過(1.017AU)
10日(金) 金星が最大光度(-4.5等級)
19日() 朝、月が金星に接近0.8°
20日(月) 海の日
23日(木) 金星が留
24日(金) 水星が外合
25日() 小惑星ケレスが衝(7.5等級)=けんびきょう座
27日(月) 天王星が留
8月 14日 23日 30日 7日 3日(月) 土星が留
12(水)/13(木)日 ペルセウス座流星群の活動極大*2
16日() 金星が内合
20日(木) 「七夕」*3、来年は9日
27日(木) 木星が合
31日(月) 月が最近(0.932)
9月 13日 21日 28日 5日 1日(火) 海王星が衝(7.8等級)=みずがめ座
4日(金) 水星が東方最大離角27°08′
5日() 金星が留
17日(木) 水星が留
21日(月) 敬老の日
22日(火) 休日・金星が最大光度(-4.5等級)=かに座
23日(水) 秋分(22・23・23・23日パターンの第4年)*d
27日() 「中秋の名月」、来年は15日
28日(月) 10:46月が最近(0.928)  今年最大の満月(距離0.9284)*f
29日(火) 小惑星ヴェスタが衝(6.2等級)=くじら座
30日(水) 水星が内合
10月 13日 21日 27日 5日 9日(金) 水星が留
12日(月) 体育の日
12日(月) 天王星が衝(+5.7等級)=うお座
16日(金) 水星が西方最大離角-18°07′(-0.5等級)
18日() 火星と木星が接近0.4°=しし座、近くに金星も
21日(水) オリオン座流星群の活動極大
26日(月) 金星が西方最大離角-46°27′(-4.4等級)
26日(月) 月が最近(0.933)
11月 12日 19日 26日 3日 3日(火) 文化の日
17日(火) 水星が外合
19日(木) 海王星が留
23日(月) 勤労感謝の日
30日(月) 土星が合
12月 11日 19日 25日 3日 13()/14(月)日 ふたご座流星群の活動極大*2
22日(火) 冬至 (21・22・22・22日パターンの第4年)
23日(水) 天皇誕生日
26日() 天王星が留
29日(水) 水星が東方最大離角19°43′(-0.5等級)

 

 

*1 月は、公転により出没の時刻が毎日遅れていきますので、上弦前後であれば午後~夕方、下弦前後では朝~午前が観察しやすくなります。 望遠鏡を使った観察でも、満月付近よりも半月前後の月のほうが『クレーター』の凸凹が良く見ることができます。 太陽の正反対の位置に来る「満月」は、太陽が最も高くなる夏至前後では「低く」、逆の冬至前後では「高い」位置を通ります。

 

*2 夏と冬を代表する流星群です。流星群が飛び込んでくる方向が「輻射点=放射点、中心点」で、それが含まれる星座名を使って「○○座流星群」と呼ばれています。

 流星は元々は彗星が撒き散らした1mm前後の小さなチリが、秒速数十kmというものすごい速さで地球の大気に突入したときに発光する現象です。重い粒子や速度の速いものは非常に明るい「大流星」となります。

 流星群によって彗星が異なり、ペルセウス座流星群は「スイフト・タットル彗星」、双子座流星群は「小惑星ファエトン(3200) Phaethon」となっています。ファエトンは現在彗星としての活動が観測されていないため小惑星に分類されています。

 

*3 「七夕」とは、旧暦の七月七日の夕べということですが、今年の七月一日は8月14日なので、この日から数え始めます。

 「中秋の名月」も同様で旧暦の八月一日(9月13日)から数え始めます。

 旧暦は新月から翌新月の直前までを一月とし、その間に含まれる「中気」の種類によって「月名」を変えています。ところが、「一月」の中に「中気」を含まない場合が出てくると、名無しになってしまうので、「前月」と同じ月名」を使って『閏(うるう)●月』と呼んでい ます。

 

*4 皆既月食 4 月4 日、食時刻は全国共通です。

   食(欠け)の始め= 19時15.4分

   皆既の始め  = 20時54.2分

   食の最大    = 21時00.2分、100.5%

   皆既の終わり  = 21時06.4分

   食(欠け)の終わり= 22時45.1分

 

参考:国立天文台/歴計算室 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

食の始め前、食の終わり後も「半影食」が続いているため、欠けているように見えます。

 

 

【用語の解説】

*a 「衝(しょう)」=外惑星の位置が太陽の反対側に来ること。月にたとえると「満月」の位置。この頃が、外惑星と地球との距離が最も接近するため明るくなり、観望に適した時期となります。ただし、南中するのは真夜中。反対語=「合(ごう)」

「留(りゅう)」=地球から見て惑星の赤経方向の動きが止まって見えること。2つの留の間の外惑星は「逆行」し、星座内を東から西へと移動し、そのほぼ中間に「衝」があります。

 

*b 「内合(ないごう)=内惑星の位置が太陽と地球の間に入り込むこと。通常このときが最も地球に接近しますが、「新月」状態でもあります。

 反対語=「外合(がいごう)」あるいは「合」は、太陽の向こう側にあるときで、距離も遠くほとんど観測することはできません。

 

*c 「最大離角(さいだいりかく)」= 水星や金星という内惑星は、地球から 見て太陽からの離れ具合はそれぞれの軌道の大きさで決まってきます。水星で18~28度、金星で46~48度になり、これ以上太陽から離れることはありません。(そのため内惑星が真夜中に見られることはありません。)

 最大離角には、「東方」と「西方」とがあり、太陽に対し東側か西側かによって使い分けています。東方最大離角は夕方日没後、西方最大離角は朝方日の出前に見やすくなりますが、太陽と内惑星を結んだ傾きが地平線に対し小さい「秋の西夕空」と「春の東明け空」だと、意外に見つけにくいかもしれません。

 

*d 二分二至の「4年パターン」=二分二至のみならず、二十四節気の日付は、閏年の調整が入るため、4年周期を持っています。ただ、このパターンも32年ごとに次のパターン(第1年から順次1日早まっていく)に移っていきます。春分の日は2024年から(20,20,20,21日)に、秋分の日は2012年から(22,23,23,23日)というパターンに入ります。

 

*e 金星の最大光度=金星の見かけの明るさが最も明るくなること。通常、内合と最大離角の間にあります。大体の光度は、-4.6~-4.7ほどにもなり、青空の中で目のピントさえ合えば肉眼でも輝く針先のように見られます。

 2015年には「最大光度」が、7月10日の夕方と9月22日の明け方にあります。

 

*f 地球の太陽の周りを回る軌道(実際には地球-月の重心軌道)は、円ではなく楕円で、楕円の焦点の一つに太陽があります。そのため、毎年1月初めに太陽に近づき(0.98328AU)、7月初め太陽から遠ざかります(1.01668AU)。

 月の地球をまわる軌道も完全な円ではなく、楕円になっています。そのため月の視直径(見た目の大きさ)は毎日微妙に異なります。そのため、3月の満月と9月の満月を比べると1割ほど大きさが違っています。

 

 

 

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