主な天文現象2012年

 

新月

*1
上弦

満月

下弦

日付 天文現象
1月 23日  1日

31日
9日 16日  5日(木) 10h地球が近日点を通過
2月 22日 –日  8日 15日  7日(火) 水星が外合
20日(月) 海王星が合
3月 22日  1日

31日
 8日 15日  4日(日) 火星が衝(しし座)
 5日(月) 水星が東方最大離角*b(夕方西低空)
 6日(火) 火星が接近、0.6737AU
10~17日 金星が木星に接近=地上の風景を入れた撮影好機
20日(火) 春分 (20・20・21・21日パターンの第1年)*c
22日(木) 水星が内合
25日(日) 天王星が合
26日(月) 木星・月齢4の月・金星がおひつじ座で並ぶ
27日(火) 金星が東方最大離角(おひつじ座)
4月 21日 29日  7日 13日 16日(月) 土星が衝(おとめ座)*a
19日(木) 水星が西方最大離角*b(朝方東低空)
30日(月) 金星が最大光度(-4.5等級)、宵の明星(おうし座)
5月 21日 29日   6日 13日  6日(日) 今年最大の満月(距離0.929)*f
13日(日) 木星が合
21日(月) 札幌で部分日食84% 6:33–9:18[鹿児島から関東にかけて金環日食、日本での金環食は1987年沖縄以来]*4-1
6月 20日 27日  4日 11日  4日(月) 月の出直後に部分月食(最大37.6%)18:59–21:07*4-2
 6日(水) 金星が内合[太陽面を通過]7:10–13:48*4-3
21日(木) 夏至 (21・21・21・22日パターンの第1年)
7月 19日 26日  4日 11日 1日(日) 水星が東方最大離角
5日(木) 13h地球が遠日点通過
13日(金) 金星が最大光度(-4.4等級)、明けの明星(おうし座)
15日(日) 木星食(12:52–13:57)*4-4
8月 18日 24日  2日

31日
10日 12日(日)/ 13日(月) ペルセウス座流星群の活動極大*2
14日(火) 未明に金星食(2:47–3:51)*4-5
15日(水) 金星が西方最大離角(ふたご座)
16日(木) 水星が西方最大離角(かに座)
24日(金) 海王星が衝(水がめ座)
24日(金) 七夕*3 (来年は13日)
9月 16日 23日 30日  8日 22日(土) 秋分(22・23・23・23日パターンの第1年)*c
29日(土) 天王星が衝(うお座)
30日(日) 「中秋の名月」(来年は19日)
10月 15日 22日 30日  8日 25日(木) 土星が合
27日(土) 水星が東方最大離角
27日(土) 十三夜(来年は17日)
11月 14日 20日 28日  7日 28日(水) 今年最小の満月(距離1.057)*f
12月 13日 20日 28日  7日  3日(月) 木星が衝(おうし座)
 5日(水) 水星が西方最大離角
13日(木)/ 14日(金) ふたご座流星群の活動極大*2
21日(金) 冬至 (21・22・22・22日パターンの第1年)

 

 

*1 月は、公転により出没の時刻が毎日遅れていきますので、上弦前後であれば午後~夕方、下弦前後では朝~午前が観察しやすくなります。 望遠鏡を使った観察でも、満月付近よりも半月前後の月のほうが『クレーター』の凸凹が良く見ることができます。 太陽の正反対の位置に来る「満月」は、太陽が最も高くなる夏至前後では低く、逆の冬至前後では高い位置を通ります。

 

*2 夏と冬を代表する流星群です。流星群が飛び込んでくる方向が「輻射点=放射点、中心点」で、それが含まれる星座名を使って「○○座流星群」と呼ばれています。 流星は元々は彗星が撒き散らした1mm前後の小さなチリが、秒速数十kmというものすごい速さで地球の大気に突入したときに発光する現象です。 重い粒子や速度の速いものは非常に明るい「大流星」となります。流星群によって彗星が異なり、ペルセウス座流星群は「スイフト・タットル彗星」、双子座流星群は 「小惑星ファエトン (3200) Phaethon 」となっています。ファエトンは現在彗星としての活動が観測されていないため小惑星に分類されています。

 

*3 七夕とは、旧暦の七月七日の夕べということですが、 今年の七月一日は8月18日なので、この日から数え始めます。「中秋の名月」も同様で旧暦の八月一日(9月16日)から数え始めます。

 旧暦は新月から翌新月の直前までを一月とし、その間に含まれる「中気」の種類によって「月名」を変えています。 ところが、「一月」の中に「中気」を含まない場合が出てくると、名無しになってしまうので、「前月」と同じ月名」を使って『閏(うるう)●月』と呼んでいます。

 

 

*4-1 5月21日部分日食(札幌):日食は日本全国で見られます。

      食の始め 6時33.1分(高度24.8度)--食の最大 7時49.8分(食分84.0%高度38.8度)

      食の終わり 9時17.6分(高度53.9度)

    日本で見られる金環食としては、1987年9月23日の沖縄以来。

    次回は2030年6月1日北海道で見られる。


 

*4-2 6月 4日部分月食(札幌):===この時刻は、全国共通です。明石以西は月の出帯食

      札幌での月の出 18時59分=月の中心が地平線を通過する瞬間、方位120度 

      食の始め 18時59.3分(殆ど見られない?)--食の最大20時0.2分(食分37.6%高度8.4度)

   --食の終わり 21時07.0分

 

*4-3 6月 6日金星の太陽面通過(札幌):

      第1接触(高度32.7度、方位88.4度)  7時10.1分--第2接触  7時27.6分

   --食の最大  10時29.4分

   --第3接触  13時30.4分--第4接触 13時47.9分

    前回は、2004年6月6日(札幌は曇り)、次回は2117年12月11日

 

 

*4-4 7月15日木星食(札幌): 月の高度30.5度、方位270.8度—→高度18.6度、方位281.4度

      潜入開始 12時50.8分---潜入完了 12時52.1分

      出現開始 13時56.9分---出現完了 13時58.1分

 

 

*4-5 8月14日金星食(札幌): 月の高度17.0度、方位78.2度—→高度28.3度、方位88.3度

      潜入開始 2時46.8分---潜入完了 2時47.8分

      出現開始 3時50.1分---出現完了 3時51.2分

参考:国立天文台/歴計算室 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

 

【用語の解説】

 

*a 「衝(しょう)=外惑星の位置が太陽の反対側に来ること。月にたとえると「満月」の位置。この頃が、外惑星と地球との距離が最も接近し、明るくなり 、観望に適した時期となります。ただし、南中するのは真夜中。反対語=「合(ごう)」

 

*b 「最大離角(さいだいりかく)」=水星や金星という内惑星は、地球から 見て太陽からの離れ具合はそれぞれの軌道の大きさで決まってきます。 水星で18~28度、金星で46~48度になり、これ以上太陽から離れることはありません。(そのため内惑星が真夜中に見られることはありません。) 最大離角には、「東方」と「西方」とがあり、太陽に対し東側か西側かによって使い分けていますが、東方最大離角は夕方日没後、西方最大離角は朝方 日の出前に見やすくなりますが、 太陽と内惑星を結んだ傾きが地平線に対し小さいと、意外に見つけにくいかもしれません。

 

*c 二分二至の「4年パターン」=二分二至のみならず、二十四節気の日付は、閏年の調整が入るため、4年周期を持っています。 ただ、このパターンも32年ごとに次のパターン(第1年から順次1日早まっていく)に移っていきます。 春分の日は2024年から(20,20,20,21日)に、秋分の日は2012年か ら(22,23,23,23日)というパターンへと移行していきます。

 

*d 金星の最大光度=金星の見かけの明るさが最も明るくなること。通常、内合と最大離角の間にあります。 大体の光度は、-4.6~-4.7ほどにもなり、青空の中で目のピントさえ合えば肉眼でも輝く針先のように見られます。 2012年には「最大光度」が、夕方と明け方のそれぞれあります。その間の6月に、太陽面を横切ります。

 

*e 「内合(ないごう)=内惑星の位置が太陽と地球の間に入り込むこと。通常このときが最も地球に接近しますが、「新月」状態でもあります。反対語=「外合(がいごう)」 は、太陽の向こうがにあるときで、距離も遠くほとんど観測することはできません。

 

*f 月が地球をまわる軌道は完全な円ではなく、楕円になっています。そのため月の視直径(見た目の大きさ)は毎日微妙に異なります。 そのため、5月の満月と11月の満月を比べると1割ほど大きさが違っています。



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