主な天文現象2011年

 

新月

*1
上弦

満月

下弦

日付 天文現象
1月 4日 12日 20日 26日 4日(火) 4h地球が近日点を通過
5日(水) 木星と天王星が最接近
9日(日) 1h金星が西方最大離角、23h水星が西方最大離角

*b
(朝方東低空)
27日(木) 土星が留
2月 3日 11日 18日 25日 5日(土) 火星が合
17日(木) 海王星が合
3月 5日 13日 20日 26日 20日(日) 今年最大の満月(距離0.928)*f
21日(月) 春分 (20・20・21・21日パターンの第4年)*c
21日(月) 天王星が合
23日(水) 水星が東方最大離角*b(夕方西低空)
4月 3日 11日 18日 25日 4日(月) 土星が衝(おとめ座)*a
6日(水) 木星が合
5月 3日 11日 17日 25日 8日(日) 水星が西方最大離角*b(朝方東低空)
6月 2日 9日 16日 23日 2日(木) 部分日食(札幌の最大食分8.6%)*4-1
14日(火) 土星が留
16日(木) 部分月食(札幌では皆既になる前に沈む57.1%)*4-2
22日(水) 夏至 (21・21・21・22日パターンの第4年)
7月 1日

31日
8日 15日 23日 4日(月) 地球が遠日点通過
20日(水) 水星が東方最大離角
24日(日) 木星が留
8月 29日 6日 14日 22日 6日(土) 七夕*3
12(金)/13(土)日 ペルセウス座流星群の活動極大*2
16日(火) 金星が外合
23日(火) 海王星が衝(水がめ座)
31日(水) 木星が留
9月 27日 5日 12日 20日 3日(土) 水星が西方最大離角*b(朝方東低空)
7日(水) くじら座のミラが極大
12日(月) 「中秋の名月」
23日金() 秋分(23・23・23・23日パターンの第4年)*c
26日(月) 天王星が衝(うお座)
10月 27日 4日 12日 20日 1日(土) 火星がプレせぺ星団(M44)を通過
9日(日) 04:39JST頃を中心にジャコビニ(りゅう座)流星群が活発化?(HR数100 ???) 2001年のしし座流星群以来の大規模な出現を予測する学者もいる。直前予報に注意!
9日(日) 「十三夜月」
12日(水) 今年最小の満月(距離1.057)*f
14日(金) 土星が合
29日(土) 木星が衝(おひつじ座)
11月 25日 3日 11日 19日 14日(月) 水星が東方最大離角
19日(土) 木星が留
12月 25日 2日 10日 18日 10日(土) 皆既月食23h31.8m(Max 111%)*4-3
14(水)/15(木)日 ふたご座流星群の活動極大*2
22日(木) 冬至 (21・22・22・22日パターンの第4年)
23日(金) 水星が西方最大離角
26日(月) 木星が留

 

 

 

 

 

*1 月は、公転により出没の時刻が毎日遅れていきますので、上弦前後であれば午後~夕方、下弦前後では朝~午前が観察しやすくなります。 望遠鏡を使った観察でも、満月付近よりも半月前後の月のほうが『クレーター』の凸凹が良く見ることができます。 太陽の正反対の位置に来る「満月」は、太陽が最も高くなる夏至前後では低く、逆の冬至前後では高い位置を通ります。

 

*2 夏と冬を代表する流星群です。流星群が飛び込んでくる方向が「輻射点=放射点、中心点」で、それが含まれる星座名を使って「○○座流星群」と呼ばれています。 流星は元々は彗星が撒き散らした1mm前後の小さなチリが、秒速数十kmというものすごい速さで地球の大気に突入したときに発光する現象です。 重い粒子や速度の速いものは非常に明るい「大流星」となります。流星群によって彗星が異なり、ペルセウス座流星群は「スイフト・タットル彗星」、双子座流星群は 「小惑星ファエトン (3200) Phaethon 」となっています。ファエトンは現在彗星としての活動が観測されていないため小惑星に分類されています。

 

*3 七夕とは、旧暦の七月七日の夕べということですが、 今年の七月一日は7月31日なので、この日から数え始めます。「中秋の名月」も同様で旧暦の八月一日(8月29日)から数え始めます。

 

 旧暦は新月から翌新月の直前までを一月とし、その間に含まれる「中気」の種類によって「月名」を変えています。 ところが、「一月」の中に「中気」を含まない場合が出てくると、名無しになってしまうので、「前月」と同じ月名」を使って『閏(うるう)●月』と呼んでいます。

 

*4-1 6月2日部分日食(札幌):北陸・東北・北海道だけで見られます。

      食の始め 4時27.0分--食の最大 4時50.4分(食分8.6%)--食の終わり 5時14.5分

 

*4-2 6月16日部分月食(札幌):===この時刻は、全国共通です。

      食の始め 3時22.6分--3時56.5分の月没後に食の最大 5時12.6分(食分170.5%)

 

*4-3 12月10日皆既月食(札幌):===この時刻は、全国共通です。

      食の始め 21時45.4分--皆既食の始め 23時05.7分--食の最大 23時31.8分(111.0%)

      --皆既食の終わり 23時58.0分--食の終わり 25時18.3分

 

*** 2011年、1/5に土星は2度「出」を迎える。4/1には南中を2度迎える。6/28には2度「入り」を迎える。

6/20に天王星は2度「出」を迎える。9/19に南中を2度迎える。

 

【用語の解説】

*a 「衝(しょう)=外惑星の位置が太陽の反対側に来ること。月にたとえると「満月」の位置。この頃が、外惑星と地球との距離が最も接近し、明るくなり 、観望に適した時期となります。ただし、南中するのは真夜中。反対語=「合(ごう)」

 

*b 「最大離角(せいほうさいだいりかく)」=水星や金星という内惑星は、地球から 見て太陽からの離れ具合はそれぞれの軌道の大きさで決まってきます。 水星で18~28度、金星で46~48度になり、これ以上太陽から離れることはありません。(そのため内惑星が真夜中に見られることはありません。) 最大離角には、「東方」と「西方」とがあり、太陽に対し東側か西側かによって使い分けていますが、東方最大離角は夕方日没後、西方最大離角は朝方 日の出前に見やすくなりますが、 太陽と内惑星を結んだ傾きが地平線に対し小さいと、意外に見つけにくいかもしれません。

 

*c 二分二至の「4年パターン」=二分二至のみならず、二十四節気の日付は、閏年の調整が入るため、4年周期を持っています。 ただ、このパターンも32年ごとに次のパターン(第1年から順次1日早まっていく)に移っていきます。 春分の日は2024年から(20,20,20,21日)に、秋分の日は2012年か ら(22,23,23,23日)というパターンへと移行していきます。 なお、2011年の二分二至での太陽高度方位については、こちら

 

*d 金星の最大光度=金星の見かけの明るさが最も明るくなること。通常、内合と最大離角の間にあります。 大体の光度は、-4.6~-4.7ほどにもなり、青空の中で目のピントさえ合えば肉眼でも輝く針先のように見られます。 2011年には「最大光度」はなく、年初の-4.5等級から次第に暗くなり、大半を-3.9等級の明るさとなっています。

 

*e 「内合(ないごう)=内惑星の位置が太陽と地球の間に入り込むこと。通常このときが最も地球に接近しますが、「新月」状態でもあります。反対語=「外合(がいごう)」 は、太陽の向こうがにあるときで、距離も遠くほとんど観測することはできません。

 

*f 月が地球をまわる軌道は完全な円ではなく、楕円になっています。そのため月の視直径(見た目の大きさ)は毎日微妙に異なります。 そのため、3月の満月と10月の満月を比べると1割ほど大きさが違っています。



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